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更新履歴、たまに日記とか読書記録とか
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トップからとりあえず「やりにげパブリッシング発足のおしらせ」リンク外しました。
後々「同人活動」のページを作るかどうかは現在検討中でございますー。


非常に今更、ですが、一日ごとに分けて全三回(イベント前日・イベント当日・イベント後日)、この前のプチオンリーのイベントレポなるものをしたためてみようかと思います。
これからこの手のイベントにサークルとして参加してみたいなー、とかちょっとでも思う人は、参考になるかもしれません。……悪い見本、として。(ぉ

おそらく、というか元々の私の性分からして短文では済みません(断言
長いです。途中お茶でも飲みながらゆっくりのんびり読んでいただければと思います。
そういう私もお茶飲みながら打ってます。いやぁお茶の美味しい季節ですね。

十月六日、土曜日。天気は確か、晴れ。

そんないい天気も関係なく私は、前日から一睡もせずこの日を迎えておりました。

なにせ、売り物である本のうち「Akane in Wonderland」の完成が予定していたよりも大幅に時間を食い、完成したのがこの日の午前六時。
(五日に「うりものあります」として「完成がお約束できそう」と打っていたあたりで実は完成度90%ぐらいでした。なんたる希望的観測!)
……この時点で洒落になりません。普通の人はここでもう一冊の完成を諦めてるかと思います。
なぜならもう一冊の売り物予定である「暗号のワルツ」(元々は「ぶらんこ」というタイトルにする予定でした)は、その時点で中身の小説自体の完成度が、……60%ぐらいだったのですから。

が。
専門学校時代から引きずる私の悪い(良い?)癖で、「本当に本当にヤバくならないとそのヤバさを実感しない」という私の楽観主義が、「なんとかなるだろう、多分」という思いとして底辺にわだかまっていました。
恐ろしいことにこの時点でも私は諦めてませんでした。

で、パソコンを前にぽちぽちとエロ文を打っていたらば、朝ですから両親が起きてきました。
我が家のPCは居間にあります。ちまっこい文章を背中越しに視認できるほど両親の視力は良くはないのですが、やはり心象的にいろいろとアレです。
とりあえず意識ももうろうとしてきたことだし、私は仮眠をとることにしました。


父親に昼食べに行くぞ、と起こされたところを断わり、ついでに仮眠終了ということで起きてまたエロ文を打ち始めたのが12時近くでしょうか。
おっしゃ家から人いなくなった! 今のうち最もエロいシーンまではなんとかしてしまおう! とばかりに打ち始めましたが、元々そういう部分を打つのにひたすら時間のかかる私のことですからそううまくいくわけもなく……
14時頃、案の定はやめに帰ってきた親にびくびくしながら、「俺の背後に立つな!」な気分でキーボードをがちゃがちゃと。
ご飯なんか朝から食べてませんがもうそんな余裕とかありません。ミルクティとみかんと親のおみやげのみたらし団子一本のみ腹に入れ、昼も食べずにひたすら画面とにらめっこ。
余裕って大切だね☆ と思う余裕すらありませんでした。

なんとか完成した(けど推敲もなんも無し)文章を、イラレに配置し原稿作成しようかと思いましたがそんな時間はなく、急遽あんまり使わないWordに貼付けて無理矢理原稿に。
「頼むから文章読まんといてくれ」と思いながら印刷し、面付け。
夏コミにて購入した「コピー本のつくりかた」という本を見ながら、A5の原稿を張り合わせA4にしていきます。
……夕方のニュースを見ながらこの作業、やってました。すぐ横に母親がいました……
なにもつっこまないでいてくれたのは母の愛だったのだと信じたい今日この頃。

で、面付け終了したのがだいたい18時ぐらい。
さて夕食の準備を、と立ち上がった母親に「ごめん今からキンコーズ行ってくる、帰りは多分21時過ぎるからご飯先食べてて」と言い残し、一路キンコーズへ。


西池袋のキンコーズには、お仲間らしき人と音大生らしき人があふれていました。
ていうか「ふくろ祭り」のまっただ中な池袋は、きゃいきゃいと笑いさざめく人であふれていました。
……そんな中を寝不足の頭と顔でずんずん突っ切る私。「知り合い来んな」と本気で願いました。

池袋といってもウラの方だし、空いてるとこしか見た事ないしきっと大丈夫、と思っていたけれど、そんなことは全くなく私が行った時点で五人待ち。
あーこういう時のこと考えてなかったよ失敗したなー、と思いつつ携帯をいじって待つ。ここらへんでようやく空腹に気付く。
あーこんなことなら祭りの出店でなにかちょっとつまめば良かった、ああステーキ串とかさつま揚げとか美味しそうだったなぁとか思っていたら順番がきて、ご飯にありつけないままコピー機へ。

お隣でコピーしてた人がまさに私の好きなジャンル(攻殻機動隊)のサークルの人らしくすごくどきどき。
(でも残念ながらカップリングがダメなものっぽかった……パズサイはダメなのよ……)
コピー機がバイト先で使ってるものとほぼ一緒だったので、よっしゃ! と小さく心の中でガッツポーズをかましつつ、がっしょんがっしょんコピーしまくり。

……が、数分しないうちにとんでもない面付けのミスに気がつく。
ミスコピーの量は考えたくありません……(多分これで一割本の値段が上がったと思われr
「うわぁやべぇどうしようどうなってんだこれあの本なんだったんだよ畜生」という言葉が頭の中でぐーるぐーる。まあ後から思うに、寝不足の頭が引き起こした単純ミスだと思うのですが。
数分前の鮮やかで自信に満ちた手つきはどこへやら。びくびくしながら「あっ、違うこれっ」「よし、これで大丈夫……」と小さく呟き続ける怪しい人間が、そこにいました。
やっぱり人間余裕なきゃダメですな。

どうにかこうにか印刷も終わり、精神的にちょっとボロっとしながら帰宅。
この日はじめてのごはんを食べました。カレー。うまかったっす。

で、食事も終わりお風呂にも入り、まだ作業は終わってません。
中身は出来ましたが、表紙をまだ作ってませんでした。
実はずーっとR本の時にやってみようと思っていた、あるワンアイデアがあったんですが、それをやるにはあまりにも時間的余裕がなさすぎると、キンコーズへ向かう電車内にて確信しました。
なのでタイトルを「ぶらんこ」という関連のないものから、単純に小説自体のタイトルにつけなおし、表紙も今までに描いていた(けれど線画のみで、まだ世に出してなかった)作品を流用する形で妥協点を見出しました。
つーわけで、その線画をデータの底から引っ張り出し、色を塗りイラレに配置。
ここらへんの作業はもう専門学校時代からのお手のモンです。さあ、あとは印刷してホチキスで止めて化粧断ちするだけ!
……と思ったら気が抜けてしまったのか猛烈な眠気。イベント用の荷物も詰め終えてませんでしたが、「本は朝早く起きて完成させよう」と心に決め、この日は就寝。
目を閉じる瞬間、目覚めて携帯の時計を見たら昼だった——なんていう最悪のビジョンが浮かびましたが、私は案外あっけなく眠りに落ちていきました。


・10月7日レポにつづく・
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紅茶と猫と読書と創作活動に永遠の片思い中。
読書傾向はミステリ読みだけど基本は雑食です。なんでもかんでもばっちこい。
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